とりあえず、聴覚障害者と聴者のバランスを5:5にする。〜どんな風に働きたいか〜

NPO法人Silent Voiceの運営するデフアカデミーで正社員を募集することになりました。
しばらく、聴覚障害者と聴者のバランスを5:5にする。
次は、聴覚障害のある人を雇用する番です。
募集詳細はこちらをご覧ください。
 
 
これに伴ってSilent Voiceは、どんな風に働きたいかを考えてまとめてみた。

とりあえず、しばらく聴覚障害者と聴者のバランスを5:5にする

数値計算には、H25障害者白書(内閣府)を使用しました。難聴者・言語障害を含めない聴覚障害者のみ

 
 
この図を作りながら、作る前からわかっていたはずなんだけど、不謹慎にも吹き出しそうになった。
そりゃ、聴覚障害者の意見通りにくいわっ!!
多数決の原理とか言ってる世の中で、無理がある。
だがしかし、国会で決まっていくことは、国民に聴覚障害者も含まれるのであって…。
フィンランド関連を勉強した時に出てきた、
「Nothing About Us Without Us(私たちのことを、私たち抜きに決めないで)」も深くうなずける。(前回ブログ参照
 
 
どれだけマイノリティであっても、尊重されるべき ←わかる
少数派も暮らしやすいユニバーサルデザインを進めるべき ←わかる
障害者雇用を進めるべき ←わかる
 
 
みんな、そんな正論は、わかってる。でも、それをやるって難しい。
ふと思う、やらざるを得ない環境があったら、どうするんだろう。
 
 
そして、やってみたい。
 
 
余裕ないから少数派のことは考えれない、とも
聴覚障害者は〇〇ができないから雇えない、とも
 
ならないなれない会社環境を試してみようと思う。
 
 
だから僕たちは、とりあえず、聴覚障害者と聴者のバランスを5:5にする。
しばらく、それありきで、それをするために考える。
その間に会社潰れそうな予感がしたら変えりゃ良い。でも必死こく。
 
 
5:5にスタッフ構成を保つことによって、少なくとも多数派・少数派の議論にはならない。
めっちゃ貯金のある会社でもないし、居るメンバーで頑張らないといけない。 
むしろ、それによって頑張らざるを得ないことは、私たちにとって必要なことである。
聞こえる人と聞こえない人が共に働くために、すなわち聴覚障害者が社会で強みを発揮するために必要な知恵だから。
 
 

授かった知恵(一部)

実際に授かった知恵も今の段階で、ある。
今後ブログでガッツリ紹介したいので軽く触れる程度にするが
 
 
まずぶつかった壁は、
聞こえる人と聞こえない人で働くと情報共有の手間がめっちゃ増える(聴者側の意見)
なぜなら、聴者としては、目の前の同僚が電話をしている声も聞こえていて
実は、それが情報共有になっている。しかし、聴覚障害者には全く共有されない。
 
 
まず取り組んだのは、情報共有の会議を増やすこと。
 
 
しかし、これは大誤算
情報共有の会議を増やしたとて、仕事の精度は多少上がっても、時間ばかりかかって、売上は上がらなかった。
 
 
そこで、聞こえる人・聞こえない人がそれぞれの困っていることをシェアする。(というか、自然にそうなる)
そうして、お互いが助かる=会社が助かるアイデアを出した。
 
 

実際のものは情報漏えいになるので、簡略化したものです。

 
 
それが、究極の見える化だ。
マグネット付きのケースに名刺を入れて壁に貼って、お客さんの状況ごとに位置を変える。
今お客さんがどんな状況にあるのか、言わなくても見える状況にした。
 
 
これでむしろ、情報共有の会議を減らせるようになった。
 
 
こんなアイデアをこれからもいっぱい出していきたい!!
そして届けたい。僕たちが、今勉強を教えている聴覚障害・難聴児たちが将来働きたい場所に。
いま、頑張りたいのに頑張れる場所がない聴覚障害・難聴者に。

ということで、正社員募集しています!

デフアカデミーにて聴覚障害者の正社員募集していますので応募希望の方はぜひご連絡ください。興味ありそうな方にシェアなどして頂いても助かります!

募集詳細はこちらをご覧ください。

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