経営者と従業員の壁

経営者と従業員。

向いている方向が違うかもしれないこの両者。

男女と同じくらい、同じ人間であっても分かり合えない存在かもしれない。

仕事に求めるものも違う。

方やお金を払う側、方やお金を貰う側。

それぞれの納得する生き方が選択されているだけで
強いとか弱いとか、偉いとか偉くないとか
そもそも、比べるものでもない。

でも、自分の選んだ生き方だからこそ
従業員の行動が経営者には理解できなかったり。
その逆もまた然り。

そして、この問題は経営者と従業員という立場が意識されやすい
人数の少ない中小零細企業に起きやすい。

この両者の間に生じる壁をどう取り除くか。

答えは分かっている。お互いに理解すること。

「相互理解」を生むこと。

それは、誰と接するときにだって必要。

でも、それを言い出すことができない状況を迎えてから
問題に気づくことだってある。

人間関係が仕事の問題を生む状況。

互いにダメ出ししあっても仕方がない。

何を目指していて、何が足りないのか。

それを理解して、小さくても歩みださないといけない。

誰から動くのか、それは、経営者だろう。

そして間違いなく、従業員からその働きかけがあれば経営者はラッキーだろう。

でも、その従業員の動き、その意味をキャッチできなければ終わり。
組織を良くしていきたいという気持ちは尊い。

従業員の働きかけに対して
経営者が働きかけるには、裁量が大きいためにいくつもオプションが有る。

僕は、会社づくりの基礎工事と、行動で示すリーダーとしての人間的資質が大事と思う。

経営者と従業員の壁

いつだって、壁は両側からの力でないと壊れない。

心がけたい。

自分はいつだって、相手が頑張ったときには迎えに行きたい。

※うちの会社の事で悩んでいるという話ではないので、ご安心ください。

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