社会人6年目の自分にとっての「仕事」

今日は「仕事」について。といっても、まだ社会人6年目くらいなので
色んな方の助言や経験したことを元にあくまでも6年目の視点で書いてみようと思っています。

その前に、ほんっとありきたりですが、
「ブログ読んでいる」と言われるとうれしいですね。
前回の記事↓を読んだ保護者さん数名からメッセージをいただきました。

自分で選ぶことの大切さ。障害児教育の視点から。

もう一つ、うれしいのが3日前に公開されたgreenz.jpさんの記事です。

参考

聞こえない、は強みだ。聴覚障害者ゆえに突出した才能を伸ばし、誰もが生かし合う社会へ。「サイレントボイス」代表・尾中友哉さんインタビューgreenz.jp


左下の数字なのですが、たぶんSNSのいいね数?(多分シェア数ではない?)なのですが
「2.0K」って「2,000」のことなんですよね。
すごい広がってるやんっていうのと、反響を頂いていて、めっちゃうれしいです。

僕自身もこの記事には、かなり納得がいっていて、ライターのヘメンティンガー綾さん(ヘメンさん)に感謝です。

参考

Vacancesヘメンティンガー綾さんの個人サイト


なんとおしゃれwwwご本人の印象も、なんかうまく言えないですが「質が高い」みたいな、でも親しみやすいみたいな感じの人でした。

そのヘメンさんの記事執筆前の取材の中で、
創業のきっかけなど家族のエピソードを話していたのですが
これまでの取材を受けた経験で「初めて」のことが起きました。

ヘメンさん泣いてる?!

なんか興奮しました。(変態的な意味じゃなくて)
「ライターの人」じゃなくて、「ヘメンさん個人」を強く意識したというか
なんか、その時点でいい仕事だなぁって思いました。自分もヘメンさんも。

僕は仕事に対して、感情揺さぶられてなんぼだと思っています。

「人生最大の暇つぶし」である仕事に、どれだけ感動できるか。

そして、感動を共有すれば友だちになれる。仕事で稼ぐのは、お金以外にもそういった生きた人の繋がりや良い思い出だとも思います。

そして、大企業をやめて自分の中に起きたのは「ビジネス」の再定義です。
社会人になって、「びじねすまん」みたいな主語もよく出てきて
「ビジネス、びじねす、ビジネス」って何のことかよく分かりませんでした。

大学時代のお金の介在しない人間関係主体の生活から
給料をもらって、チームで営業目標を達成するために動く。
一つの仕事に色んな人が連動して、数値化された目標を追いかける。
「こうやってお金ってもらうんだ…」って腑に落ちてないまま請求書も送ってました。
それから会社に集まってくるお金が給料になって振り込まれてくる。

「目標を達成したら、たくさんお金がもらえる」っていう変な理解にもなりかねない
でも、実際の働くモチベーションは、そういう理解の中だったかもしれません。

会社をやめて、個人事業主のフリーランスをやって
「今月いくら収入があるかわからない」生活をやってみて

ひとつ忘れられない、フリーランス初期の体験があります。
初めて自分で貰った、名刺制作の仕事。その会社のロゴは無いも同然だった。(失礼)
その名刺制作のギャラは予め決まっていて、それも無いも同然だった。(失礼)

でも、それしかなかった僕は納得行くまでやるしかなかったので、やった。
結果、名刺にロゴを載せたかったので、ロゴも提案しながら名刺を作った。
お客さんは喜んでくれた。ロゴは新しく決まり、名刺も納品した。しかし、ギャラは予定通り。

二日後、電話をもらってその会社へ行くと、「ロゴが変わったからホームページも変えたい」という話だった。
僕はそれで、2ヶ月くらい暮らせるお金をもらった。

そのとき初めて、ビジネスが「お金」の冷たいイメージだけではなくなった。
「誰かの役に立つっていう価値に、お金が払われることなんだ」って思った。

そうすると、街にある自動販売機とかも見方が変わった。
人々の役に立っているから、お金が集まって、この自動販売機はここに居られるんだ。

「自分も誰かに価値を提供していかないと社会に居させてもらえないな」とよくわかった。

大企業にいたときの僕は、「価値を提供する」ということが分からないままいた。
特に、お金を出してくれているお客さんの喜ぶところとか、そのイメージがなかった。

でも、今は肌で感じれたりする。

リスク取って、ちょっとギャンブルな感覚になっているだけかもしれないけれど
うれしいことがうれしくて、悔しいことが悔しい、今の状況に感謝している。

(ブログの後半から、なぜか「ですます調」ではなくなりました。お許しください)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です